朝の入浴で元気な1日のはじまり

朝のお風呂は熱めで

お風呂やシャワーで体も心もスッキリ。リフレッシュして元気に1日を始めましょう。朝お風呂に入るという人には、熱めのお湯が効果的です。夜はリラックスして快眠を得るためにぬるめのお風呂がオススメですが、朝は逆です。温度はどれくらいかというと、40~42℃くらい。だるさや前の日の疲れが残っているようなときには、このような高温浴をしましょう。自律神経の交感神経が刺激されて、気力がわいてきます。ただし、睡眠中に汗をかき起床した時には体が水分不足になっていますから、起き抜けにお風呂に入るには、その点に注意が必要です。入浴前にはコップ1杯の水を飲んで水分補給をしましょう。

精油(エッセンシャルオイル)をお湯に何滴か垂らして芳香浴をするのもオススメ。入る直前になってオイルを垂らすのがポイントです。アロマの香りで気持ちよく、気分をスッキリさせてくれて疲労回復効果もあるローズマリーがいいですね。

シャワーでリフレッシュ

あまり時間がない日の朝は、湯船につからなくてもシャワーを浴びるだけでリフレッシュ効果があります。お湯の温度はやはり熱めがよくて、熱めのお湯を浴びることで血の巡りが良くなり、脳の働きが活発になって眠気が解消されシャキッとします。

そこで、効果が高まるシャワーの浴び方をご紹介。
シャワーの水圧でリンパ液の流れを良くするマッサージです。この場合は、お湯の温度は39℃くらいのぬるめで。腕は指先から肩のほうへ、脚はつま先から太もものほうへと、体の末端から中心に向かってゆっくりとシャワーをあてていきます。眠っている間にリンパの流れが悪くなるので、それをスムーズにして体を目覚めさせます。肩や背中のコリが改善されて、体が軽くなるでしょう。

遅刻しちゃいそうな朝の身支度テク

寝坊して時間がなくて会社に遅刻しそう!毎日の生活の中ではそんな朝もありますよね。
『顔を洗って、メイクして、髪も直さなきゃ・・・ でも間に合わない!』
では、そういうとき最低なにをしておけばよいでしょう。忙しいけどきちんとしておきたいスキンケアやヘアメイクのポイントは?
次のスリーステップで、時間短縮身支度のできあがり!


ステップ1 スキンケアはシンプルに

洗顔料を使うのは1日に1度でじゅうぶん。洗いすぎると肌の抵抗力が落ちてしまうという説もあります。それなら時間のない日には、ぬるま湯での洗顔だけ、と割り切るのもひとつです。
化粧水→美容液→乳液→化粧ベースとひとつずつ手順を踏むのは時間がかかるものです。そんなときはひとつにまとまっているものが便利ですから、いざという時のためにぜひ用意しておきたいものです。


ステップ2 手抜きに見えないポイントをおさえる

肌と眉がきちんとメイクしてあれば、とりあえずは全体にきちんとした印象になります。簡単なメイクほどベースはしっかりとしておきましょう。ファンデーションは軽めにして、眉はブラシを使い仕上げにぼかします。


ステップ3 寝ぐせ直しには霧吹きを

寝ぐせのついてしまった髪をなんとか形にしたい・・・。
そんな寝ぐせ直しのポイントになるのは、髪をじゅうぶん湿らせることです。霧吹きを使えば効率が良いので、思い切ってたっぷり濡らしましょう。

5分でできる朝のスキンケアとメイク

1分でも惜しい朝の忙しい時間。ナチュラルだけど手は抜いていないメイク。乾燥や血行の悪さなどの悩みも解決しちゃう、早くてかわいく仕上げる方法の紹介です。手早くメイクするには道具を選ぶのも大切です。自分の使いやすいものを探しましょう。

〔スキンケア、ベース・カバー〕
基礎化粧品は手のひらで温めてから肌にのせることで、浸透するのが早くなります。もし手が冷えていたら、ぬるま湯で温めておくと良いです。カバーについてはリキッドよりも固めの繰り出しタイプのコンシーラーを使うと気になる部分をすばやくカバーできます。

〔ファンデーション、アイブロウ〕
ファンデーションは顔全体に塗る必要はありません。Tゾーンや頬など、テカリや毛穴が気になるところを押さえればOK。境目が気になるパウダータイプではなく、リキッドタイプやエマルジョンタイプを使いましょう。アイブロウでは、ペンシルとパウダー両方を使うと時間が掛かります。すばやく仕上げるには、ペンシルタイプだけど塗るとパウダーのようになるものがオススメです。

〔アイシャドウ、マスカラ〕
アイシャドウは薬指をうまく使い、まぶたの形を確認しながらのせていけば、失敗が少なくて済みます。マスカラは片目ずつビューラーをしてからすぐにつけると仕上がりが早くできます。細いスクリュータイプのマスカラを、まつげの根もとを押し込むようにしてつけると、まつげを上向きにキープします。

〔チーク、リップ〕
チークはなるべく狭い範囲に塗って、輪郭を指でぼかすときれいに仕上がります。唇の血色が良くない場合は、口角の下にコンシーラーを塗ってカバーします。そして赤みのあるリップクリームを仕上げにのせれば、保湿になるしグロスの代わりにもなります。

洋服選びは自分らしく!

「今日は何を着ていこうかな」と迷っているうちに、もう遅刻しそうな時間になっちゃうこと、ありませんか?朝はなにかと忙しいので、そういうときのために前もって服の組み合わせを考えておいたり、自分なりにテーマを決めて順番にハンガーに掛けておくといいですね。休日ゆっくり時間があるときにでも、いろいろコーディネートを試してみましょう。


自分に似合う色をみつけよう

クローゼットの中の服の色が白や黒、グレーと無難な色ばかりになっていませんか?着回し、コーディネートについてはさておき、自分らしいカラーをみつけましょう。普段は着ないような色でも、本当は自分に似合う色かもしれませんよ。


気分に合った色を探そう

その日の出来事や気分、体調、着た服の色を記録しておく「色彩日記」をつけてみませんか?元気なときはどんな色を好み、調子が良くないときはどんな色を好むのか、一ヶ月くらい続けるとその傾向がみえてきます。アクティブに動きたい日、リラックスして過ごしたい日に着る自分のカラーが自覚できるようになります。