陥りやすい睡眠の落とし穴

睡眠は、2つの仕組みでつくられています。1つは「暗くなったら眠る」。もう1 つは「疲れたら眠る」です。

「暗くなったら眠る」は、生体リズムによって自然に眠くなる仕組みで、「疲れたら眠る」はホメオスタシスと呼ばれる、生体が均等な状態を維持するための機構によって、疲れた分だけ眠って回復させるという仕組みです。

ところが、ほとんどの人が、暗くなっても眠くはならず、疲れているはずなのに眠れないという経験があるのではないでしょうか?

睡眠が不足している自覚はあって、早く眠らないとまずいと思っているのに就寝が遅くなってしまう。そんなサイクルからなかなか抜け出せないことに、苛立ってしまうこともあるかもしれません。

実はこれは、睡眠の仕組みを理解する上でのちょっとした誤解が原因です。それは、「睡眠は休むためのもの」という誤解です。

1日がようやく終わり、ひとりの時間になると、今日の反省は今日のうちにしておかないと、と思いつつ、気分転換をしているうちにずるずると就寝が遅れてしまうのです。

また、様々な用事が立て込んでしまっているときは、休んでいる暇などないから、睡眠は削らざるを得ない。このように考えてしまっていませんか?

実は、睡眠は休むためだけのものではありません。1日の反省をするのも、明日からの予定を立てるのも、睡眠が担うべき役割なのです。

まずは、今までの睡眠についての誤解を解いて、新しい考え方をセットしましょう。

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