毛布、マットレスの扱いのポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

清潔さが大切

じかに体に触れる毛布は、汚さないようカバーでくるむと、せっかくの温かい肌ざわりがなくなってしまいます。かといって、直接かければ汚れてしまいます。清潔に使うにはこまめな洗濯が必要ですが、自宅で洗うと乾くのに時間がかかります。
そこで、上手な干し方を紹介します。対角線で二つ折りにし、その部分を竿にかければ、竿から下がる部分が三角になり、水が一点に集中して落ちやすくなり、早く乾きます。毛布を干す時期は、秋~冬の間になることから少し工夫が必要です。

電気毛布はあまりおすすめできない

冬の寝具を温めるのに電気毛布や電気敷布は便利ですが、あまり頼りすぎるのはおすすめできません。安眠の条件は「頭寒足熱」で、冷える足先だけちょっと温めてやれば、自分の体温で布団はすぐに温まります。電気アンカでもいいですが、これだと熱くはないので当て続けて低温火傷の心配があります。末梢血管の血行を促して温かくする足熱にいちばんいいのは「湯たんぽ」。いちいちお湯を入れるのが面倒という人には、電子レンジで何度でも温めて使える優れものも市販されています。
足元あったか快適快眠グッズ一覧はこちらで紹介されています。

ベッドパッドも洗う

ベッドのマットの上に置き、人間が眠っているあいだにかく汗を吸い取ってくれるのが専用のパッドです。マットの傷みを防ぎながら人間が快適に眠れるようにしてくれるわけですが、それだけに汗を吸って、パッド自体は汚れて傷みます。いくら上からかけるシーツを交換しても、パッドが汚れていたのでは意味がありません。洗濯替えに2~3枚は用意して、1か月に1回は定期的にクリーニングしてきれいにしておきましょう。

マットレスの厚みにも注意

布団の下にマットレスを敷くのは、床からの位置が高くなるので、湿気やホコリ対策としてよいでしょう。ただし、敷き布団だけでは薄くて背中が痛いからといった理由で、厚いマットレスを選ぶのはおすすめできません。厚さのあるぶん、上に敷く布団しだいでは重さのために体が沈みこんで、腰痛や坐骨神経痛の原因になりやすいのです。
敷くなら5~6cmの薄くて硬いものがいいでしょう。さらに上に敷く布団は、ふつうのものより厚めのものを選び、マットレスの影響を受けないようにします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

Comments are closed.