快眠のための5つの日中の過ごし方

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1.サングラスのかけっぱなしに気を付ける

サングラスのかけっばなしは要注意です。人間は、昼間に太陽の光を浴びることによって体内時計が調節されています。起床する際も太陽の光で交感神経が優位になり目が覚めます。

かりに、太陽の光を浴びない生活をずっとつづけていると、ホルモンの分泌もうまくいかず、体内時計は狂ってしまい、不眠の原因ともなります。意外に思うかもしれませんが、昼間にずっとサングラスをかけつづけているのもよくありません。目の網膜に光が入ることによって、体内時計が調節されるのに、サングラスをかけさえぎているとそれが遮られてしまうからです。。
サングラスをかける時間が長い人は、要注意です。

2.過剰な冷房で冷え性になる服装には気を付ける

夏を涼しく過ごすのに、女性は、かなり薄着になり、キャミソールにミニスカートといつたスタイルはおなじみになりました。若くはないからとミニスカートに抵抗はあっても、キャミソールやランニングスタイルのカットソーくらいは、だれでも愛用しています。
その格好で冷房の効いた室内に長時間いたりすると、それが冷え性の原因になっていきます。。最初は、涼しい程度ですが、血行が悪くなって、夜の寝つきを悪くしたり、冷房病のおかげで副交感神経の働きが鈍り、睡眠障害にかかったりします。
服装からくる冷えが慢性の冷え性にならないよう、上着を忘れない、下半身は、特に冷やさないよう靴下などを必ず履くようにします。

3.ひとりだけの夕食を避ける

夕食後から就寝までの時間は、心をしだいに解き放って、睡眠に向けてリラックスさせていく時間です。昼間の交感神経から、夜の副交感神経へとシフトします。
その意味で、食後の家族団らんもリラックスにはとても大事です。こうしたリラックスタイムは、食事の時間からはじまっています。。ひとり暮らしならやむをえないのですが、家族のいる人は、みんなでとる食事が快眠へのステップとなります。

とにかく、心が穏やかでリラックスしていることが快眠にも結びつくことを肝に銘じて、夕食のひとときを過ごすようにするといいでしょう。たとえば、夕食の席で夫婦ゲンカになったりすると、その不快感は寝るまでずっとつづき、カッカして眠れないこともあれば、寝室を別に… といった興奮状態になることもあります。
親子ゲンカでも、恋人とのデート中のいさかいでも、とにかく夕食以後のケンカは絶対に避けるようにします。できるだけ楽しく、寝る前にその楽しかったことを思い出しながら休めるような食事の席にしたいものです。

4.夕食直後のバスタイムは避ける

食事をすると、胃が消化活動を始めます。この活動は、内臓筋が働いて胃を動かすため、血液がどんどん胃に送りこまれます。
そんな状態の時に、入浴すれば、温まることで血液が体表に拡散してしまって、必要量の血液が胃に届かないことになってしまいます。これでは消化活動を遅らせ、結果的に就寝のときまで胃に負担をかけたままになってしまいます。
晩酌でもしていれば、入浴は心臓への二重の負担。ますます寝つけない条件を増やすので、夕食直後の入浴は控えるようにします。

5.休日のゴロゴロ

1週間働いてクタクタに疲れ切ったサラリーマンは、せめて土日くらいは時間に追われずに、のんびりゆったりと過ごしたいと思うものです。しかし、ゴロ寝ばかりしていては、体は休んでいるように思えても、リズムがくずれるので、かえって月曜日の出勤がつらくなってしまいます。だらだら過ごすとこの心理はさらに強くなります。
体を休めたいという休日には、ゴロゴロするのではなく、、読書や、絵を描いたり音楽を聴いたりという「体力を使わず頭を使う」趣味で過ごすのが最適です。ゴロゴロしたい場合は、午前中だけにして午後は、趣味に時間を費やすといいです。

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