朝食の習慣を身につける

朝ごはんにはいい事いっぱい

毎日の食生活の積み重ねは、体の健康や肌の調子に大きく影響します。なるべく朝・昼・晩の1日3食を食べるようにしましょう。朝食にたんぱく質を摂ると、体温が上がり目が覚めるし、頭も冴えてくるので午前中から集中力が出ます。朝ごはんを食べるより1分でも長く寝ていたいという人もいるかもしれませんが、朝食を摂ることを習慣にしたいものです。なかなか難しいという人は、まずはコップ1杯の水を飲むことから始めましょう。人は眠っている間に大量の汗をかき、朝起きた時には水分不足の状態で血液がドロドロになっているので、体に水分を補給しましょう。水を飲むことで腸の動きが刺激されて食欲が出るし、朝のお通じにもつながります。

人には体内時計という生活のリズムを刻む時計があって、このリズムを正しく刻むことによって、健康的な生活を送ることができます。でも、朝食の量が少ないと体内時計をうまくリセットすることができません。できれば飲み物だけでなく、ごはんやパンの炭水化物をたんぱく質と一緒に摂りたいですね。

理想の朝食メニューってどんなもの?

忙しい朝も健康的な食事を

朝食で摂りたい栄養、理想の朝食のメニューにはどんなものがあるでしょう?

主食は、活動のエネルギー源となるごはんやパンなどの穀物。胃腸にやさしい『おかゆ』は、血液をサラサラにしてくれます。満腹感を得られカロリーも抑えられます。主菜では、良質のたんぱく質と脂質を摂りましょう。納豆や魚、卵やチーズなどです。副菜には、たっぷりの野菜を摂りましょう。生野菜サラダよりも、蒸したり茹でたりした温野菜がおすすめです。飲み物は、和食派ならお味噌汁がマル。フレッシュジュースや牛乳も良いです。プラス、ビタミンが豊富な果物や、腸内環境を整えるヨーグルトがあったら、なお良いです。ヨーグルトは、忙しい朝でも手軽に食べられるのが魅力です。また、グラノーラやミューズリーといった『シリアル』には、何種もの穀物やナッツ類・ドライフルーツが入っていて食物繊維が豊富です。牛乳などをかけて食べれば、簡単で健康的な朝食になります。

常備菜を準備しておけば朝は楽チン

ごはんやパン、たまご、魚、野菜にフルーツ。いろいろな栄養を朝食で全部摂るのは難しいですよね。けれど、茹でた野菜を小分けにして冷凍しておいたり、野菜スープをまとめて作っておいたりするなど、常備菜を準備しておくことで忙しい朝も手軽に栄養が摂れます。そのかわり、休日には時間をかけて、ていねいな朝ごはんを作ってみましょう。