冬の快眠のコツ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

えっ!冬に扇風機って?

夏に使った扇風機は、シーズンオフには押し入れにしまいこむ、というのが今までの常識でした。しかし、扇風機は冬にも必要です。というのも、エアコンなどで室内の空気を暖めると、どうしても暖かい空気は天井のほうにたまり、ふとんを敷いたり、ベッドを置いてある下のほうには、冷たい空気がたまってしまいます。
そこで、部屋の空気をかき回して、温度を均一にするのが扇風機の役目です。省エネにも役立ちます。ゆるやかな空気の流れができるので息苦しさも感じません。

冬場は空気の乾燥に注意

一般的に暮らしやすい湿度は、およそ60%です。ところが冬はどうしても湿度が低くなるので、朝起きたときに肌がカサカサになっていたり、喉や鼻の粘膜が乾燥してヒリヒリと痛みが生じたりします。
これを防ぐには加湿器を使うのが一番ですが、電気代が気になるという人は、お湯や水を張った洗面器を、寝室に置いておくと加湿器がわりになります。
また、花を生けた花瓶をいくつか置く方法などは、インテリア的にも雰囲気がよくなっておすすめです。旅先でホテルの部屋が乾燥しすぎているときも、バスタブに湯を張ってから寝る方法もあります。

入浴時、脱衣場は必ず温めておく

いくらお風呂で暖まろうと思っても、脱衣場が寒くて震えあがるようでは、せっかくの効果も台無しです。
お風呂に入る前には、浴室暖房などを利用して、あらかじめ浴室や脱衣場を暖めておくのがベスト。もし浴室暖房がなくても、脱衣場専用のコンパクトな暖房器具を使ったり、お湯が沸いたら風呂のフタをすこし開けておいたりすることで、浴室内もソフトに暖めることができます。

真冬の入浴で湯冷めを防ぐ

冬場に湯冷めを防ぐには、お風呂から出るときに、上がり湯だけでなく足先に冷たい水をかけるのがおすすめです。こうすると、一度キュっと引き締まった血管が、しばらくすると広がって血行がよくなるので、湯冷めしにくくなります。そのまま布団に入れば、足もとがポカポですぐに眠れるし、風邪もひきにくくなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加