寝室でアロマテラピー

ラベンダー、マジョラムがおすすめ

人それぞれ好みの香りがあると思いますが、心地よい眠りにつきたいならば、やはり鎮静効果のある香りを選ぶといいでしょう。
眠りを誘う香りとしては、ラベンダーがよく知られていますが、ラベンダーが苦手ならマジョラムもいいでしょう。
就寝の少し前に、市販のアロマポットや白熱灯に、エッセンシャルオイルを垂らしておき、部屋全体に香りがゆきわたるようにしておきます。。そして、いざ眠るときには、ポットや白熱灯の電源は切るのを忘れないようにしましょう。

和風の「お香」もおすすめ

西洋のアロマテラピーばかり注目を集めていますが、、じつは、日本にも古くから香りによって眠りにつく風習がありました。香枕と呼ばれる箱形の枕の中で香をたき、その香りで心地よく眠れるというものです。
もちろん、いまではそんな風流な枕はほとんど見ませんが、寝る前に香をたきこめるだけでもいいでしょう。西洋風の香りがしっくりこなかった人も、日本のお香なら合うかもしれません。

手軽にアロマを楽しむ

アロマテラピーに興味はあるけれど、アロマポットを買ったり、それを電気で温めたりするのはなんだか面倒、と思って敬遠しているかもしれませんが、別にアロマポットなどを買わなくても、お気に入りのエッセンシャルオイルを一つ購入すれば香りを楽しむことができます。
オイルをガーゼやハンカチなどに数滴垂らして枕元に置いておくだけで、立派なアロマテラピーです。オイルは一度にたくさんつけすぎず、すこしずつ増やしていくようにして、好みの香りの強さに調整します。
こんなふうに手軽に楽しめるのもアロマテラピーのよいところです。

精油の使い方

女性誌では、アロマテラピーの特集が多く、香りが美容や健康にもたらす効果のあれこれが紹介されています。しかし、これだけ人気の香り療法は、男性にもおすすめです。
小さなエッセンシャルオイルを一瓶でももっていれば、たとえば営業でいろいろな人が使うクルマのニオイ消しに使ったり、会議中のひと息入れに、ティッシュにたらしたものを準備しておいて、鼻をかむふりで気分転換するなど、使い道はいろいろあります。
もちろん、睡眠前もリラックス効果をもたらしてくれるし、出張先のホテルや海外へのフライトの機内など、どこでも使えて重宝します。香りの効果は、意外にも強力でリラックスしたり、緊張感をほぐすなどおすすめです。
眠れない | アロマテラピーの効能・効果

眠れないだけではなくその他の症状にもアロマテラピーの効能・効果でたくさん紹介されています。

換気も重要

寝室は閉めきらない

ふつうの居間で大人1人が必要とする換気量は、1時間に50立方メートルです。もちろん、ストープなどをたいていない状態です。
酸素を吸って二酸化炭素を出すという呼吸だけで、窓を締め切ったごくふつうの居間では、1時間に最低1回、できれば2回程度の換気が望ましいということです。
睡眠中は呼吸回数も少なく、吐き出される炭酸ガスも昼間より減るので、必要な酸素量も日中ほど多くはありません。といっても、平均睡眠時間を8時間と見なすと、室内の空気の汚れは相当量になります。かといって、就寝中にわざわざ起き出して窓を開けたりするのは、現実的ではありませんから、ドアやふすま、換気窓などをすこし開けておけばいいでしょう。しっかり閉めきらないで、少し隙間をあけておくだけで十分です。

寝室の空気は清浄に

睡眠が深くおだやかなものであるためには、空気がきれいで陰イオンの多いことが条件となります。喫煙や石油ストープの燃焼などで汚れた空気のまま休むことは、それだけで安らかな眠りとはほど遠くなってしまいます。昼間は窓を開け、新鮮な空気を取り入れたり、たとえベッド使用でも、ベッドパッドまで干してホコリを排除するなどのケアは必要です。
さらに、寝室の空気をいい状態にするためには、陰イオンを発し、室内の有害微粒子を取り除く空気清浄機の使用が理想的です。
→寝室は、高濃度プラズマクラスター7000搭載 加湿空気清浄機がおすすめです。

布団を敷くときは、必ず窓を開けて換気

いくら掃除に気配りしても、ハウスダストをゼロにするのは困難です。そんなホコリの舞う室内で寝ることほど、安眠の害になるものはありません。
たとえば、掃除機をかけ、拭き掃除をすればいったんは落ち着いたように見えますが、、寝る前に押し入れを開け、布団を出して敷いたら、その行為のためにそこらじゅうにホコリが舞いたってしまいます。
できれば窓を開けて布団の上げ下ろしをするくらいがいいのですが、冬などは寒く窓を開ける気になりません。
せめて布団を敷いたら30分ほど待ち、ハウスダストが舞うのがおさまってから布団に入るようにするほうがいいでしょう。

寝室の掃除機をかけるときは、必ず窓を開ける

畳に布団を敷いて寝る場合、畳の上のホコリを吸わずにすむよう朝も晩も掃除機をかけ、すこし神経質でも清潔にと考えたとしても、その方法が間違っていると効果は逆効果になってしまいます。その原因がハウスダストで、掃除機をかけるとゴミは吸っても、掃除機の排気口から出てくるミクロン単位以下のホコリが、排気の風圧で掃除機後部から空中に舞い上がってしまうのです。
排気性能強化でダスト防止という機種もありますが、基本的に排気は汚れた空気と認識し、窓を開けての換気を忘れずに行います。
ただし、花粉のシーズンは逆効果になることもあるので注意します。
安眠のための空気清浄化には、細心の注意が求められます。もちろんカーペットを敷いた上でのベッド生活でも同じことがいえます。

エアコン内部の清掃は大事

寝室の温度や湿度を快適に保つのに欠かせないエアコンですが、ストープのように空気を汚すことなく室内を暖かくしてくれますし、寝苦しい夏の夜は涼しく、ジメジメした梅雨時も除湿機能でさわやかにしてくれます。
最近は花粉の除去やマイナスイオン発生装置つきなど、まさに1年中大活躍の家電です。それだけに、つい忘れがちなのがエアコンのお手入れです。フィルターの定期的な掃除を行なうと同時に、送風口のホコリや汚れを取り除いたり、アルコール分の多いエッセンシャルオイルで本体を磨いて、送風のときいい香りが漂うようにするなど、ていねいなケアが安眠につながります。

暖房器具は窓際に設置

冬の寒さは、貴重な睡眠を、途中でたびたび中断させてしまいます。そこで寝室の暖房の重要性にいきつくのですが、暖房器具の扱いひとつで、快適にも睡眠不足にもなるので注意しましょう。
まず、室内で冷気がいちばん入ってくるのは窓際からです。いくらサッシできっちり閉まっているようでも、壁の厚さとガラスの厚さでは比較にならないからです。熱伝導率も違います。そこで電気ストーブのような、空気を汚す心配の少ない暖房器具を窓際に置いて室内に向けるのが、寝室暖房の基本です。

寝室に置く小物でも安眠を左右する

音がストレスならアナログ時計は置かない

「カチカチカチ」と規則正しく時を刻むアナログ時計の音は、ある意味で眠りに誘う数のカウントには、最適で、羊の数を数えるよりもおすすめです。といっても、それは健康でほどよく疲労していて、そんなことをしなくても眠れるという人にとっての場合です。
寝つきが悪く、「早く眠りたい」とストレスを抱えている人にとっては、どんどん過ぎていく時間を、刻一刻告げる音になってしまい、悪循環となってしまいます。
だから、そういった人は、寝室にはアナログ時計を置くのはおすすめできません。昼間は、全く気にならない時計の音も、眠れない状況下で聞く音は、イライラを助長させてしまいます。
デジタル時計で音がしないといっても、夜光性の文字盤なら、それが目に入るだけでも安眠を邪魔する場合もあります。
目覚ましとしてどうしても必要な時計でも、アナログはやめにして、デジタルでも目に見えないところに置いておくのが安眠を妨げない方法です。

時計の置く場所

不眠症かもしれないと不安な人や、どうも眠りが浅いような気がするという人は、あえて時間を気にしないようにしたほうが安眠には効果的です。
ベッドに入って1時間になるのにまったく眠くならないなど時計ばかり見て気にしていると、かえって睡眠に入りにくくなるためです。その意味で、横たわった位置から時計が日に入らないようにしておくのも方法です。
もし、眠りの途中で目覚めたときも、「なんだ、たった10分うとうとしただけだったのか!」「朝まで、あとちょっとしか寝られない」などといらぬ気を回したりしなくてすむところも時計を視界に入れないメリットです。

留守番電話を使う

心身ともにリラックスしていれば、眠りに入りやすいのですが、その状態を自分でつくり出すのが「自己催眠」という方法です。
捷眠のさまたげになりそうな悩みやストレスから、精神を解放するために、自分で自分に暗示をかける方法です。
いちばん手軽で簡単なのは、トランス状態をつくるために、身近にあるものを利用することです。
それに役立つのが、家庭の電話についている留守番電話装置のライトの点滅。10秒もじっと見つめていると、脳波がリラクセーションモードに入ります。
電話機の親機は寝室に置いて、いざというとき自己催眠に利用できるようにするのも方法です。

寝室に花を飾る

寝心地のいい布団や枕だけがあれば、安眠できるかというと、それくらいでは、不眠は解消できないという人がいるのも否定できません。
もちろん、カーテンや寝具、寝間着だって工夫したが、まだ眠りにつきにくく、眠りが浅いという人の場合、植物の「気」の力を借りてみるのはどうでしょうか?
一般的に「陽」のエネルギーを与えてくれるとされるのがヒマワリです。
この花の季節でもある夏の、パテた体に生気を与えてくれます。
また、ストレスから目がさえて寝つけないというなら、アイリスがおすすめです。
気の流れを促し、心身の緊張を解きほぐす力があります。
もしカスミ草を合わせて花瓶にさせば、精神安定効果を高める。トルコキキョウにも鎮静効果があり、ほかにもスイートピーの甘い香り、レースフラワーの上品な花姿なども、寝室の殺風景さをやわらげ、安眠へのいざないとなります。

花を寝室に置く、安眠効果と似ているもので、香りによるリラックス効果で穏やかな入眠効果を期待するのであれば、アロマテラピーなどもおすすめです。

カーテンや窓にも快眠のためのポイントがある

短いカーテンはNG

寝室の保温に大きく影響するのは、空気です。普段、厚いコートを1枚着るより、カーディガンやジャケット、コートを重ね着するほうが、あいだに空気の層がたくさんできるぶんだけ、温かく保温性にも優れます。
室内でも同様で、冬の寝室の保温には、冷気の入りこむ窓側にカーテンを下げて、空気の層をつくるとのがポイントです。
といっても、冬だけ二重のところを三重にというのは、不可能です。
そこで、カーテンを天井から床までの長いタイプに換えしまいます。窓のサイズに合わせるのではなく、窓のある壁面すべてをおおカーテンで覆ってしまう方法です。ふくむ空気の量が多くなるうえ、部屋も広く見えてゆとり感も生まれより快眠しやすくなるでしょう。

夏場はカーテンをかえる

カーテンのつくる空気の層が、保温の役割をして冬の寝室の暖房効果を高めるとすれば、反対に夏は、その空気のおかげで暑さがひどく感じられることにります。
夏の寝室には厚手のカーテンは不要です。そのほうが涼しくて寝苦しさを感じなくてすみます。ただ、カーテンの役割は温度調整だけでなく、目隠しの効果もあります。そんなときは、二重、三重とドレープ(ヒダ) の多いものさえぎを選んでかけ、光や視線を遮るようにすればいいでしょう。朝日などで目が覚めてしまう人などは、夏でも厚手のカーテンがおすすめです。

冬はレースを外す

一般的な家庭では、レースのカーテンと厚手のカーテンで二重にします。ふだんはそれでいいのですが、冬になったらレースのほうを外してしまいます。かわりにドレープカーテンの二重がけにすると、それだけで空気の層をつくることができて、冷気がしのびこむのを防げます。さらに、室内での暖房効果を逃がす割合も少なくなって一石二鳥です。

冬はカーテンボックスを付ける

カーテンのつくる空気の層で、保温効果がどのくらいちがうかがわかって、それを実行したとしても、まだ足りない場合もあります。じっは、カーテンレールの上部にあるすきまが室内の空気を冷やしてしまうのです。温かい空気は、この隙間からカーテンの間に入り、冷やされて下からでてきます。そこで寝室の足元が冷たいのです。せっかくの温かい空気がこの隙間に入り込まないようにカーテンレールにカーテンポックスをつけるのがおすsめです。。あるいは、上部を紙で覆って、暖気の抜け道にならないようにしなければ、寒い冬はなかなか温まりません。

窓の隙間はふさいでおく

冬は空気が乾燥するというのは、日本の気候の特色です。空気が乾燥すると、当然ですが木が乾きます。あぜくら正倉院の校倉造りの例をもちだすまでもありませんが、湿気ったときの材木は膨脹し、乾燥した木は縮んで隙間をつくります。
サッシ窓ならそんな心配はありませんが、日本伝統の木造建築の家屋では、木製の戸が多用されていて、冬場はこれが乾いて隙間風ができてしまいます。目張りでふさぐような手当てをしておかないと、寝室の気温が下がり、安らかな眠りは得にくくなります。暑いストレスよりも寒いストレスの方が不眠になりやすい傾向があるようです。

快眠できる寝室づくり

寝室には仕事に関するものは置かない

ストレスは快適な睡眠の最大の敵です。それなのに、やりかけの仕事の書類が寝室に積み上げてあると、それが気になってゆっくり休めません。いずれスクラップしようとチェックした新聞や雑誌が、部屋の隅にたまっていたりするのも目の毒です。できるかぎり棚にしまうなど、目に触れないよう片づけて、日常の繁雑さを気にせずに布団に入れるようにしたほうが安眠できるでしょう。
寝室に仕事を持ち込んでしまうと、脳や体が緊張から解き放たれる時間がなくなってしまい自律神経などが不安定になってしまいます。
思い切って寝室は、仕事とは区切りをつけてしまったほうがいいでしょう。

寝室を散らかさない

睡眠を満足なものに感じるためには、起床のときの気分も非常に大きく影響します。とにかく目を開けたときスッキリしているのが重要です。
それが、ベッドサイドに寝る前に飲んだハーブティーのカップがそのまま、読みかけの雑誌が床に散乱、パジャマの上に着ていたカーディガンがくしやくしやに丸まって布団の上…といった散らかった状態では、起きたときの気分がよくありません。
そして、その気分が一日を左右してしまうほど影響力大なのです。寝る前に、ざっと部屋を片づけ・掃除をしておくと、翌朝の気分が晴れやかです。

床・畳・カーペットも掃除

いくら布団を干してホコリをたたいても、掃除機をかけても、それを敷く床のほうが汚れていては、寝心地のいい布団にすることはできません。それというのも、ダニはカーペットや畳のほうにが繁殖しやすく、掃除を怠っていると温床になってしまうのです。
いくら寝具を防カビ製品に換えても、畳の目やカーペットの毛足にホコリが詰まっていたりすると、何の効果もありません。

押入の閉めっぱなしはNG

押し入れは、それでなくても壁とふすまに閉じこめられた空間ですから風通しが悪くなっています。しかも、収納するものが寝た人間の汗を吸った布団とくれば、押し入れの中の湿気は室内の何倍にもなってしまいます。
天日干しで注意しているとはいっても、ときにはふすまを開けて換気をしましょう。
とくに、シーズンオフのこたつ布団や毛布をしまった部分は、つぎのシーズンまで閉めっばなしで、壁に結露を生じやすくりなります。これはカビの原因にもなります。2 天気のよい日の日中に開け放しておく、しまった寝具を取り出して干すくらいの手入れが大切です。

押入の湿気はこうしてとりのぞく

押し入れに布団をしまっておくと、どうしても湿気でニオイをこもらせてしまいます。カビ臭いニオイも気になります。日光に当てて干せるシーズンなら、毎日でも干して、夜のあいだにかいた汗でこもった湿気を乾かします。問題は、梅雨時には、干すこともできず、高い湿度で余計に湿っぽい布団になり、それこそ安眠の大敵となってしまいます。
少しでも湿気を取り除き、ニオイをとるには、レギュラーコーヒーのだしガラを押し入れに入れて置いて快適な布団にしましょう。
もう履けなくなったストッキングのスネ部分を利用し、中にコーヒーかすをよく乾燥させて詰める。この棒状の脱臭・乾燥剤を布団といっしょに押し入れに入れておくだけでOKです。

結露に注意

室内の空気が暖かく湿気を帯びてい、それを隔てる窓ガラスの外の気温が低いとき、室内の湿気がガラスに水滴となってたまるのが結露です。暖房を効かせる冬に、気密性の高いマンションなどで多く見られる現象ですが、これはそれだけ部屋の湿度が高いということになります。
結露を生じていないにしても、押し入れの中はその湿度で、収納された布団がしっとりしてしまいます。
これでは心地よい眠りの得られる寝具とは逆です。
たとえベッドルームで布団は室内に出しっばなしとしても、窓が結露するような寝室なら、やはり布団もそれなりの湿気をふくむのです。
湿度50%を目標に、まずは結露しない部屋を日指して除湿の工夫をしたほうがいいでしょう。

布団を敷く場所も考える

毎日同じ場所には敷かない

畳に布団を敷いて寝るのは、湿気予防の面からいうとベッドにくらべてデメリットの方が多くなるのは当然です。
同じように、ダニアレルギーの人にも、布団は大敵です。敷いた布団のほどよい湿気、その上に寝ている人間の体温がダニの活動にいちばん最適な環境になってしまうためです。
根本的な害虫退治対策を講じると同時に、毎日の睡眠でもダニの攻撃から体を守る工夫をすることで快眠にもつながります。
それには、毎日同じところに布団を敷かないことです。前夜に敷いた布団で湿気をふくんだままの畳には、ダニの潜んでいる確率が高いためです。

寝室はコルクやフローリンクはNG

洋間の寝室でベッドを置く際、床材に何を使うかも快眠を左右する条件です。掃除のしやすさやベッドを置くことを考えてフローリングにすると、布団のホコリなども目につきやすく、きれいに保てます。すこし床に弾力が欲しいならコルク張りにする方法も思いつきます。 ただ、寝室に必要な保温性、吸音性、湿度調節のことまで気をくぼるなら、ウールカーペットの敷き込みがベストです。もしフローリングなら、せめて温度調節ゆかに床暖房を取り入れたいところです。

フローリンクの上に布団を敷くのはNG

敷き布団は硬めのほうがいいというので、マットレスを敷くのをやめ、フローリングの床に直接布団を敷いて寝る方法が思いつきますがこれはダメ。骨のためにはよくても、フローリングに被害が及んでしまいます。
それが、人間のかく汗による湿気で、毎晩同じ位置に布団を敷けば、湿度で床が濡れて変色の原因になる。フローリングに布団を敷きたければ、スノコを一枚置き、その上に布団を敷けば湿気の逃げ場所があってシミをつくらないですみます。スノコは押入に布団をしまう際にも必ず設置すると湿気対策になります。

北枕は安眠効果大

安眠の基本知識として、もうだいぶ前から「頭寒足熱」と言われてきました。頭は涼しく、足を温かくして眠るといい睡眠が得られるというものです。
その一方で「北枕」は縁起が悪いと言われています。
お釈迦様が入滅したとき頭を北に向けて寝たから、枕を北側にして寝るのは死者だけというものですしかし、涼しい北に頭を向けて寝るほうが理にかなっているのです。なにも迷信にとらわれる必要はないでしょう。

窓際で寝るのはNG

ベッドサイドの窓から外の泉色を眺めたくなるのは、誰もが同じです。病弱な美女の闘病の物語では定番の風景です。
ふつうの人が1日を終えて取るリフレッシュのための睡眠には、ほどよい気温や湿度のある寝室での熟睡が必要です。
もし窓際にべッドがあると、冬は隙間風の寒さを受け、室内でいちばん寒い場所になってしまいます。
冬にかぎらず、朝の冷え込みに、思わずプルプルと目を覚ますこともあるでしょう。
夏は窓を開けておけば涼しくて寝つきはいいかもしれませんが、逆に寝冷えの不安もあります。

東側の部屋はおすすめできない

春分の日を過ぎると、日の出は朝の6時よりどんどん早くなります。東向きの部屋では、それ以前からかなり明るくなった空の気配が、カーテン越しにもわかるでしょう。
ふつう、朝の目覚めは窓から差しこむ光や、鳥の声があれば、どんなに気持ちいいものだろうと思います。しかし、現実はとにかく遅刻しないギリギリまで寝ていたい人がほとんどです。そんな人に、早くから射す日の光は熟睡のさまたげ以外のなにものでもない。できれば寝室は東側の部屋を避け、日光の入らない環境にしておくほうが、睡眠不足を招かずにすみそう。やむをえない場合は、雨戸を閉める、厚地の遮光カーテンを選ぶなど、朝日を防ぐほうが安眠にはおすすめです。

安眠のたのための照明のポイント

寝室の照明は真っ暗にしない

もし夜中に目が覚めて、寝室が真っ暗だったらどうでしょう?健康で、睡眠になんの障害もない人なら、そのままふたたび寝てしまうでしょう。
しかし、神経質な人では、その暗闇が不安を招き、それ以後、また寝るというのができなくなってしまいます。不安などの緊張は、安眠を阻害します。
実験によっても、暗闇では脳波が乱れるということが確かめられていて、おだやかな眠りにつくことをさまたげる条件となります。
ベッドサイドに豆球をともしたスタンドを置くとかコンセントに差し込むタイプのフットライトを用いるなど、寝室を真っ暗にしないライティングの工夫が必要です。

寝室の蛍光灯はNG

眠りにつきやすい人間の心理状態に、光の与える影響は大きく影響します。入眠に関する実験では、光の強弱とともに光の色合いも大きく関係していることがわかっています。
はっきりしているのは、蛍光灯と白熱灯の差で、蛍光灯のような白っぽい照明より、白熱灯の赤っぽい光のほうが落ち着いて眠りにつけます。実験結果では、その白熱灯の赤みをおびた光で、しかも薄暗い状態のとき、一番早くスムーズに眠りにつけるという結果もでています。
寝室は温かみのある白熱灯でおだやかな眠りの環境をつくるのがおすすめです。

ナイトランプは理想的な照明

睡眠態勢に入るのに、明るすぎては落ちつかないものです。逆に真っ暗にしてもかえって緊張を高めてしまいます。ほどよい照明が理想的というと、寝室の光源に向くのがろうそくです。アロマテラピーのブームのおかげで、ろうそくを使ったランプ型のものが、さまざま販売されています。そんな中からナイトランプを選ぶと、ふつうの蛍光灯の100分の1程度の明るさが得られ、最適です。ただし、火事には十分注意しなければなりません。

光源は直接目に入れない

寝室の環境を整えようと壁紙やカーテンの色に気をくぼっても、ライティングが不適切だと、落ち着いた雰囲気を演出することができません。間接照明でやわらかい光が注ぐようにするといいのですが、洋室にべッドを置いたスタイルの場合、離れた位置にフロアスタンドを置く、小さなフットライトを点灯しておくといった工夫をしておくのがおすすめです。いずれにしても、光源が直接目に入らないように設定し、メインスイッチを消して休んでも、夜間灯としてこれらがあれば、ほどよい明るさが得られます。

照明のスイッチはすぐ手元においておく

眠りにつくまで本や雑誌を読む習慣のある人は、活字が睡眠薬がわりになっていて、不眠知らずとなるケースも多々あります。
それはそれで入眠儀式として大切にしたいのですが、問題は本を読んでいるの明かりです。「そろそろ眠くなってきたな」というとき、手を伸ばしてベッドサイドのスタンドの電源を切ることができればいい。だが、室内灯しかないとき、わざわざ起き上がって壁のスイッチを切ったりしていると、また目がさえてしまったりする。
面倒でそのまま寝てしまったとしても、睡眠中に明かりがまぶしくて寝返りを打ったりすれば、眠りは、自然と浅くなります。寝室の最後まで点灯しておく明かりのスイッチは、かならず手元で操作できるものにしておくといいでしょう。

明るくないと眠れない子供の場合はどうする?

暗闇ではオパケが出そう… などと子供らしい想像力から不安に陥り、寝つくときの添い寝はもちろん、もし夜中に目覚めても明るくないと大泣きしてしまう。
そんな子のために夜通し電灯をつけておくなんて、無駄づかいの典型です。
できるだけ早いうちにこのクセを直しておいてやらないと大変なことになります。
まず、明かりがないと眠れないという子の部屋に強弱を加減できるタイプの照明を選使います。
数週間をかけて、段階的にしだいに光源を弱めていき、最後は暗がりでも寝つけるようにしつけていくようにするといいでしょう。

照明器具のほこりの掃除は怠らない

ホコリのないきれいな空気の中で寝たいと思って、こまめに寝室の掃除をしても忘れがちなところが一か所あります。
蛍光灯などの笠です。下から見上げても見にくい場所なので、ついうっかりすることが多い場所です。
素朴なハタキや、あるいは化学モップのようなものでホコリ取りをしても、たとえばタバコのヤニなどがあると、こびりついたホコリがしだいにたまっていき、ハウスダストの原因になります。丁寧なふき掃除が必要です。
下からかぷせるカバータイプは、底にホコリがたまったり、光をめざして入りこんだしがいだ虫の死骸が落ちていたりすので外して丁寧に洗った方がいいでしょう。

安眠のための寝室づくり

寝室をゆったり使うエ夫

ゆったりして落ち着く空間でこそ、ゆったりした睡眠が得られるものです。専門家の研究によれば、睡眠中に必要な酸素の量などから計算すると、最低でも大人1人に3畳分くらいの広さが必要です。ということは、夫婦の寝室なら6畳ほどのスペースがあればいいことになります。しかし、もし6畳の部屋だとしても、家具を置いたりすれば床面積は狭くなってしまいますから、夫婦で使う寝室は、せめて8畳は欲しいところです。
できるだけ荷物を少なく、家具も背の低いものを選ぶなどの工夫で、室内の圧迫感を減らすことはできます。

広すぎてもダメ

ゆったりとした寝室をすすめたばかりですが、あまりに広い寝室は快適さとは縁遠いものになってしまいます。
適度のゆったり感が必要とはいえ、必要以上に広いと冷暖房の費用がかさむだけではありません。
横たえた体の周囲に広がる空間が、精神を落ち着かなくさせ、寝つきが悪くなることがあるためです。
せめて頭のほうをつい立てのようなもので囲うとか、ベッドを置く位置を変えて、間仕切りがわりに使える家具を置くなどの工夫をするといいでしょう。

夫婦間の寝室は子供部屋の隣にしない

どんなに狭い自宅でも子供の成長や自立のことを考えると、独立した子供部屋をもたせる家庭が増えるでしょう。そうした陰で、ないがしろにされがちなのが夫婦の寝室です。
夫婦2人きりで過ごす大切な空間を確保するのは当然として子供部屋と隣り合わせというのはNGです。
子供が幼いうちはよくても、成長して深夜までゲームで遊んだり音楽を聴いたりするようになると、騒音問題も起こります。寝室はできれば離れた位置にあるほうがよいですが、マンションなどでやむをえないときでも壁一枚を隔ててというのは避けたいものです。境の壁ぎわに家具を並べるなど、すこしでも防音対策の工夫をするといいでしょう。

寝室に合った色を選ぶ

色が人の心に及ぼす影響は、想像以上に大きいものです。無意識の中で大きなウェイトを占めています。神経を緊張させ興奮させたり、反対に落ち着かせる鎮静効果のあることが確認されています。
しかも1色だけでなく2色、3色と組み合わせること、その色の分量・配合でも効果は異なります。
寝室にふさわしい快眠を得られる色は、鎮静効果が高いとされる穏やかな緑、アイレストグリーンです。このほかに茶系や紺系統で、明度は低く、彩度もあまり高くないものが最適です。壁紙にマホガニー調のものを選ぶなど、寝具や寝間着だけでない色の工夫をしてみましょう。
カーテンをはじめ、寝るまでにべッドサイドで目に触れるものが、いかにリラックスできる色かということが大事なポイントになります。